その方 ブルース弾きの日本人 その2
(続き) 後日「お兄さんに言われたとおりに平日に行けばジャズをやっているのではないか」、と思い、再度行くことを決意しました。スティックケースを持って学校へ行き、お昼に早退して町外れのカフェに再び足を運びました。すると、なんだか聴き覚えのある曲がお店の外から聴こえてくるではありませんか!(*゚▽゚*)興奮して駆け足でお店に入ると、なんと以前とは全く異なる人々がジャズスタンダードのAnother youをやっていました。何故かマスターらしき人も以前の方と異なっていたのですが、$1.5のコーヒーを注文しつつ「セッション参加できますか?」と聞くと快く対応してくれ、先にドラムを叩いていた方に促し、交代して頂きました。
ピアノ兼ボーカルの方とのデュオで、「Bye Bye Black bird」や「Tangerine」、それに「Ornithology」と三曲演らしてもらいました。平日お昼時にも関わらず、お客さん(大体マダム)がそれなりにいたこともですが、何より驚いたのは、三歳くらいまでの子供6、7人のド真ん前でセッションが行われたことです、こうしてジャズ人口が増えていくのですねトロントでは。実に素晴らしい。
↑ セッションしてくれた方はピアノの先生でした。
その「子供らしく、演奏お構いなしに各々声をあげて楽しんでいる様子」を見て、大学で所属していたジャズ研のセッションの時間をふと思い出しました、いや良い意味で。あの頃は「曲の演奏に集中する人」、「それを聴くことを楽しんでいる人」、「ジャズとは全く関係ないお話をしている人」、「ソファベッドでくつろぎながら読書(95%マンガ)する人」、「その横で、日々の授業の疲れをジャズで癒す(寝てる)人」と様々いました。色んな趣味や考え方を持つ若僧達が同じ時間を、同じ空間で共有出来た、あの自由な雰囲気が僕は大好きでした、大学生の特権ですね。機会は減ろうとも、たまにはそんな時間を作れる「ゆとり」ある大人になるのが夢のひとつです。
↑ いつかの部室。確か大学入りたての頃撮った一枚。
話を戻します。楽しいセッションに付き合ってくれたピアノの方やマスターと話をしていると、どうやらこのカフェには、何らかの形で音楽をやっている日本人が多く訪れるようです。詳しく話を聞く内に興味を持ち、その中の一人のピアニストの女性の方にどうにか会って、トロントについて日本人視点でお話をしてみたいな、と思いました。こっちでの友達作りのために用意してきた名刺にメッセージを書き、次回そのピアニストの方がいらした時に渡してもらうようにマスターに頼み、その場を後にしました。
一週間ほどして、心待ちにしていたその方から連絡があり、後日セッションがてら会うことになりました。見ず知らずの僕に連絡をして下さったこと、異国の地で微かな期待が現実になったことに胸躍らせながらメールでやり取りをしていると、その方がトロントに来た時にお世話になったという「ブルース弾きの日本人の男性」を紹介してもらうことになりました。
(続く)
ピアノ兼ボーカルの方とのデュオで、「Bye Bye Black bird」や「Tangerine」、それに「Ornithology」と三曲演らしてもらいました。平日お昼時にも関わらず、お客さん(大体マダム)がそれなりにいたこともですが、何より驚いたのは、三歳くらいまでの子供6、7人のド真ん前でセッションが行われたことです、こうしてジャズ人口が増えていくのですねトロントでは。実に素晴らしい。
↑ セッションしてくれた方はピアノの先生でした。
その「子供らしく、演奏お構いなしに各々声をあげて楽しんでいる様子」を見て、大学で所属していたジャズ研のセッションの時間をふと思い出しました、いや良い意味で。あの頃は「曲の演奏に集中する人」、「それを聴くことを楽しんでいる人」、「ジャズとは全く関係ないお話をしている人」、「ソファベッドでくつろぎながら読書(95%マンガ)する人」、「その横で、日々の授業の疲れをジャズで癒す(寝てる)人」と様々いました。色んな趣味や考え方を持つ若僧達が同じ時間を、同じ空間で共有出来た、あの自由な雰囲気が僕は大好きでした、大学生の特権ですね。機会は減ろうとも、たまにはそんな時間を作れる「ゆとり」ある大人になるのが夢のひとつです。
↑ いつかの部室。確か大学入りたての頃撮った一枚。
話を戻します。楽しいセッションに付き合ってくれたピアノの方やマスターと話をしていると、どうやらこのカフェには、何らかの形で音楽をやっている日本人が多く訪れるようです。詳しく話を聞く内に興味を持ち、その中の一人のピアニストの女性の方にどうにか会って、トロントについて日本人視点でお話をしてみたいな、と思いました。こっちでの友達作りのために用意してきた名刺にメッセージを書き、次回そのピアニストの方がいらした時に渡してもらうようにマスターに頼み、その場を後にしました。
一週間ほどして、心待ちにしていたその方から連絡があり、後日セッションがてら会うことになりました。見ず知らずの僕に連絡をして下さったこと、異国の地で微かな期待が現実になったことに胸躍らせながらメールでやり取りをしていると、その方がトロントに来た時にお世話になったという「ブルース弾きの日本人の男性」を紹介してもらうことになりました。
(続く)


この記事へのコメント